ごあいさつ

「創作コミュニティ Mosaic Port」の公式ウェブサイトにようこそ!

このサイトは、Mosaic Portに関連する情報をまとめるとともに、人やコンテンツをつなぐポータルサイトです。

「人と人」「情報と情報」「人と情報」を“創作”をキーワードとして結び、新たなる何かを生み出す助けになれば幸いです。

なお、基本的に、創作物発表の場を想定しているわけではありません。コミュニティメンバーの創作物については、各リンク先をご覧ください。

はじめに

創作コミュニティとは?

2010年代も後半に入り、際限なく広がり続けるネット空間とデジタル技術の進歩に比例するように、創作の場は質・量ともに拡大の一途を辿っています。元来、人々が持っていた創作意欲は、様々なハードルの低下とともに、目に見える形として次々に立ち現れ、日々新たなるコンテンツが生み出されています。

誰もが創作者として世界に向けて発信できる環境が生まれている一方、さらに一歩踏み込んで〝創作のダイナミズム〟を存分に享受するためには、様々なレベルにおけるつながりが必要となります。どんなコンテンツも単独で意味を持つわけではなく、人とつながり、または他のコンテンツとつながる中でよりその真価を発揮します。

事実、すでに世の中には「つなげる」に主眼をおいた各種ツールが存在し、機能しています。ツールはそれぞれの特性を反映した〝場〟を創出し、文化を生み出しています。

そのような経過を辿った現在、創作を取り巻く環境は二極化しつつあるように思えます。「リアルとネットでどこまでも広がる創作の世界」と、より小さな単位である「個々の創作者/個々のサークル」は、前者が拡大し続け、後者が乱立し続けることで、その距離感を変貌させているように思われます。

ここに、このコミュニティの存在意義があります。すなわち、創作における「広大な世界」と「最小単位」に中間項を与えることで、何らかのプラスの効果を期待できるのではないかと。

具体的には、ありとあらゆるものを許容してしまうボーダレスな場ではなく、それでいて、強固な壁の内側にアイデンティティを押しとどめた個人やサークルでもない、「最低限の価値観を共有する人たちが緩やかに集まっている場」です。

ゆえに、「サークル」ではなく「コミュニティ」です。「最低限の価値観」をどう設定するかによって、無数のコミュニティが生まれる可能性はありますが、「創作コミュニティ Mosaic Port」は、そういった無数のコミュニティの一つとして、別途掲げる価値観を物差しとし、緩やかな集まりを形成しています。

「何らかのプラスの効果」を綿密にシミュレートしているわけではありませんが、何かをやりたいと思ったとき、「最低限の価値観」を共有する人やサークルの集まりは、より円滑に事を実行するに当たり、十分にその役割を果たすことができると考えています。

※ 当然ですが、ここで述べた「創作コミュニティ」の概念は、Mosaic Portにおけるものです。

「代表」はいません

Mosaic Portは「コミュニティ」であり「サークル」ではありません。

各コミュニティメンバーは完全にフラットな立場であるため、特定の誰かが強いリーダーシップを発揮して進んでいく「組織」ではありません。

Mosaic Portという“広場”が用意されていて、そこに集まりたい人が集まっているという感じです。

そのため、いわゆる「代表」はいません

運営上の都合により、一応、須々木正「コミュニティ管理人」としていますが、平たく言えば雑用係です。

あくまでコミュニティを機能させるための最低限の働きをするだけであり、裏方のようなものです。

外部からのコンタクトの対応、コミュニティ加入希望者の対応、ウェブサイト管理等をします。

※ ウェブサイトの各種記載事項は、コミュニティのアクティブなメンバーによる話し合いに基づき、須々木がまとめているものです。細かいニュアンスを含め、全コミュニティメンバーの多様な考えを完全に反映しているわけではありません。

↑を噛み砕いて言うと…

例えば、人を募って何人かで作品を作りたいと思ったとします。

ツイッターをはじめ、既存のツールは当然のようによく使われますが、実際にやってみると、これがなかなか大変。

人が多すぎて、しかもいろんな人がいすぎて、どう動いていいのやら。

ネットの海に向かって、ターゲットを絞らず呼びかけて、運に任せるのも一つの手かもしれませんが、本当に運頼みです。

しかし、もしも「最低限の価値観を共有する人たちが緩やかに集まっている場」があり、それが自分にも合致しているのであれば、そこで呼びかける方が遥かに効率的です。

節約できた労力は制作に費やしてもらい、より良い作品が生まれることになるかもしれません。

多すぎる選択肢に戸惑い時間と労力を浪費するより、よっぽど生産的です。

これは一例ではありますが、「コミュニティ」という中間項は、より快適な創作ライフにおいて、十分威力を発揮できそうな気がしませんか?